本組合圏域は、佐賀県の南西部に位置し、武雄市、鹿島市、嬉野市、大町町、江北町、白石町、太良町の3市4町から構成されており、東は有明海に面し、南西は長崎県と接しています。
圏域には、国道34号、35号、207号、444号及び498号の主要道路が走り、熊本県熊本市から佐賀県鹿島市に至る予定の有明海沿岸道路(高規格道路)の一部が開通しています。
また、武雄北方IC、嬉野ICが設けられた高速自動車国道長崎自動車道が横断し、武雄南JCTでつながる西九州自動車道も併設されています。
鉄道は、JR長崎本線、佐世保線が走り、令和4年9月からは武雄市と長崎市を結ぶ西九州新幹線が開業し、本圏域をはじめとした西九州地区への更なる交流拡大が図られています。
武雄市、嬉野市は九州屈指の泉都であり、鹿島市には日本三大稲荷の一つと言われる祐徳稲荷神社があることから、県内外、九州はもとより外国からの観光客も多く訪れています。
圏域内は、気候、風土に恵まれ、有明海沿岸部では海苔等の海産物、白石平野等の平野部や山間部では米、麦、お茶、柑橘類などの様々な農産物の生産が盛んに行われています。